konzenkeiyakusho01結婚契約書(婚前契約書・婚姻契約書・prenup・プレナップ・プリナップ)には、法的効力の違いに応じた種類があります。

<<結婚契約書の種類>>
 
1 覚え書きとしてふたりで書き記す
 ふたりで話し合い、いつでも作成できるのが「覚え書き」です。話し合ったことを箇条書きにし、日付、それぞれの署名捺印をすれば、完成です。契約ですから、口約束でも成立しそうですが、性質的には口約束では法的な効力はあまり望めません。文書として残す方が後に役に立ちます。ただ、作成が簡単な分、法的な効力は弱いと言えます。

2 正式な契約書として残す
 法律をふまえた上で、内容を作成する書類です。法律の書式に基づいて作成し、日付、それぞれの署名捺印をすれば、完成です。法的な効果としては、「覚え書き」より多少効果が高いと言えますが、専門家に作成してもらう、立会人になってもらう等された方が無難でしょう。

3 公正証書化する
 2で作った契約書を公証役場において、公正証書化したものです。公正役場の公証人が作成する書類で、簡単に作成することができないのとひきかえに、強い法的効力が期待できます。もっとも、日本ではまだまだ根付いていない先例の少ない(判例としては皆無?)ですから、法的効果といっても未知数な面は否めません。


 当ブログで紹介する結婚契約書は、上記2の『正式な書類』にあたり、法律の書式に基づき作成する書類です。これを作成した後、公正証書化すれば、上記3となります。

 また、諸外国で「登記」制度があるケースがありますが、日本では結婚契約書(婚前契約書・婚姻契約書・prenup・プレナップ・プリナップ)の登記制度はなく、上記3の公正証書化がこれに該当すると考えることができます。